本日の目的地は神山町。
何やら古くからの色々な伝説(というか噂)のある処らしい。
小松島から神山へ向かうには、佐那河内村を経由するのが
いちばん近いのだが、道は細く、傾斜のきつい斜面の道を登って
ゆかねばならない。

しかも、迷路みたいに入り組んでいて、県道か民家に続く道なのか、
はたまた田んぼ、畑に続く道なのかが全く見分けがつかない。
道路だと思って進んで行くと、民家の軒先で行き詰ることもあるので
かなり紛らわしい。
特に面白い出来事にも遭遇せず、すんなり神山町に入ってしまい、
とりあえずどこかで休憩をしようと探していると、前方に道の駅発見。


看板には「温泉の里」と銘打ってあるのに、施設内には温泉設備は
ありませんでした。
あったのは農産物の直売所と工芸品のみやげ物屋だけです。
駐車場スペースが無駄に広く、どこにバイクを停めようかとウロウロ
していたら、何やらおかしな視線を感じる。
とりあえず売店近くのスペースにバイクを停めると、すぐさま
その視線の主が近寄ってきた。
「かっこええなあ。こんなイスの低いん(バイク)あるんじゃなあ。」
見た目50〜60歳くらいの地元の者だとおぼしきおっちゃんだ。
「これは空冷か?最近のは水冷が多いのにのお。」
「これってチェーンでないんじゃなあ。プロペラシャフトか。」
アメリカンタイプのバイクを知らない割には、バイクについては
やたら詳しい。
こやつ何者じゃ?
「ワシも免許だけは持っとんぞ。昔の免許じゃけん大型でも乗れる。」
笑いながらそう言うおっちゃんだったが、身長が150cmもなさそう…。
かなり小柄な体格なので、大型なんて扱いきれるのか?
「ちょっと跨ってもええか?これだったらワシでも足着くだろう。」
おもむろにそう言い、シートに腰掛ける。
「おお、これだったらいけるなあ。ちゃんと足がつくわ。」
あの…おっちゃん……
正直、いっぱいいっぱいなんですけど。爪先立ちですやん。
バイクはやめといた方がいいと思いますよ?
調子に乗ったおっちゃんは、たまたま隣に停めたカブのおばちゃんも
巻き込んで話を盛り上げる。
「あんたのカブとこれ(DS)、(シートの)高さ同じちゃうか?
あんたもこんなん乗りいや。」
言われてみれば、ドラッグスターとメイトのシート位置は同じ位の高さだ。
目ざといな、おっちゃん。
「こんなんもキレイなけんど、わたしはこれに乗っとんもやっと
やけん、あかんわ。」
さらりと話をかわすおばちゃん。
ちなみに「そのバイクもキレイでいいけど、私は自分のパイクも
やっとの思いで運転してるから、自分の手には余る。」
と言ってます。
そう言って立ち去ったおばちゃんを少し名残惜しそうに見送ると
「これからはバイクええ季節じゃなあ。ほな。」
と言って自分の車に乗り、立ち去るおっちゃん。
ちょっと扱いづらかったが、面白い人だった。
ひと通り建物の中を見て廻り、帰路につく。
帰りは比較的道路の整備されている徳島市経由のルートで帰る。
ただ、まっすぐ帰るのもつまらないし、日没までにはまだまだ
時間があったので、眉山公園に寄り道。
徳島市中心部に眉山(びざん)という山があり、その山頂にある公園。
カップルで訪れた者は必ず別れるという噂のあるデートスポット。
その割には山の中腹にラブホテルが並んでますけど……。
山頂まで行かなければ大丈夫なんでしょうか?
今回初めて登頂を試みた訳ですが、思った以上に勾配がきつく、
タイトなコーナーが連続する険しい道。
しばらく登っていると、後ろから迫る一台のバイク。
明らかに走るペースが違うため、迫るセローに道を譲り、その後ろを
頑張って追いかけてみたが、コーナーを2つ走り終える間に視界から
消え去っていた。
それでも何とか食いついていこうと頑張ってみる。
ガギッ…!!うわ、ステップ擦った。
初めての経験に動揺し、そのままペースダウン。
間もなく山頂の駐車場に到着。
そこから階段で展望台まで登る。

公園スペースと放送局のアンテナと展望台、後は謎の建造物……

平和の塔……らしい。
建てた人と考えた人のセンスが理解できません。

いつも地元テレビの定点カメラで見ている景色も、自分の目で
直接見ると見晴らしの良さに改めて感動します。
大阪のスカイタワーに登った時は、景色を楽しむ余裕なんて全然
なかったなあ……などど苦い記憶が蘇ったりもしましたが。

眉山公園に観光マップがあったので、記念に撮ってみました。
これで今回のおおまかなルートがわかるかな?とか思ったんだけど、
やっぱわかりにくいよね?

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